✅毎日生きるのがつらい ✅人目を気にしすぎて疲れてしまう ✅何のために生きているかわからない ✅本当の自分って何だっけ?

こんな気持ちを抱えている繊細さんにおすすめです。
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』を読んで自分に優しくなれた理由を解説します。
この本はベストセラーでHSPの方の多くがオススメされている本です。
著者の武田友紀さんが”世界一受けたい授業”でHSPのことを話されているのを見て、自分もHSPなんじゃないかと思うきっかけになりました。

この本を読むと分かること
結論から言うと、「繊細さんは素のままでいるとラクに生きれる!」ということです。
著者の武田さん自身もHSPであることで苦労をされており、説得力がありました。
繊細さんがラクに生きるには

HSPは気にしすぎの完璧主義なわけではないことを知る
『繊細さんがささいなことに取り組む傾向にあるのは、完璧主義なのではなく、ただ「気がついたから対応しているだけ」「リスクを防ごうとしているだけ」である』
これは自分でも他人から見ても思うことだと思います。
僕はこうしてあげた方がいいことや間違いを無くすためにやっているだけですが、周りからは「別にしなくてもいいんじゃない?」とよく言われます。
なので、自分は要領が悪いのかなと落ち込むことがよくあります。
でもこれは、「些細なことにも気がつきやすい」「何事も注意深く確認しリスクのない行動をする」という、繊細さんだけに備わった特性だったんです。
私たちHSPは自分の中で納得のいく行動をしていくべきだと思います。
好きなことには全力で取り組む
『感覚を麻痺させるということは、「嫌なものや痛いものは感じにくくなるけれど、同時に、生きていく上での喜びやときめきも感じづらくなってしまう』
我慢を続けると、人一倍にストレスが溜まってしまうのも敏感さんの気質の1つです。
僕も我慢をし続けて自分が何のために生きているのか分からなくなってしまうことがよくあります。
ただ自分が好きなことは外野を気にせず全力で楽しんでほしいと思います。
思い込みを無くす
『「自分の予想は案外、外れるものだ」と知ることで、自分のせいではない可能性に目が向くようになり、周囲の人の感情に振り回されなくなる』
周りの人が怒ったり笑ったり話しているのが耳に入ると、自分の悪口を言っているのではないかと勝手に思い込み、気持ちが落ち込むことがよくあります。
でも、自分の想像は意外と外れていることを知り、気にしないように考えるようになりました。
ずっと悩んでもいい結果は出せない
『嫌なことの3回に1回だけする。どうしようか悩んで10分経ったら、行動する』
自分がしたくないことやどうするか悩んでしまうときに、動けなくなることがよくあります。
HSPは「情報を深く処理する」特性があるので、自分の中で悩んで悩んでも決まらなくて悪循環から抜け出せなくなることが時々あります。
この基準を参考にすれば、あれこれ考えずに行動できるきっかけになります。
この本には、他にも日常生活で使えるテクニックが豊富に書かれています。
繊細さんが”自分に優しく”なるには

自分らしさを押さえ込む必要はない
『生まれつき繊細な人が鈍感になろうとすることは、自分自身を否定することであり、かえって自信や生きる力を失ってしまう』
僕はHSPであることの欠点を無くそうと努力していましたが、それは自身を否定し傷つけてしまっていたことに気付かされました。
HSPは感受性豊かで広い内面世界を持っているので、持ち前の共感力を自分の素直な気持ちにも向けてあげてください。
自分に素直になると本当にしたいことやなりたい自分が見えてきて、人生に一筋の光が見えてくる感覚になるはずです。
『繊細さんは、自分を構成する大切な一部分、繊細さを「いいものだ」と受け止めることは、自分を「いいものだ」と肯定することにつながる』
繊細さんを社会は非社交的だと決めつけるため、社会不適合者と感じて自分自身を責めることがよくあります。
でも、自分自身を責め続けるほど悲しいことはありません。
繊細さんは努力家で、優しい性格の人が多いです。
持ち前の優しさを自分に向け、「我慢しなくていいよ」といたわってあげましょう。
自分の人生を「ゆっくりと、ていねいに」生きる気持ちを大切にし、誇りを持ってほしいと思います。
まとめ
この本を読んで、
“周りに縛られずありのままの自分を大事にすること”=”HSPである僕の本質”
だと気付かされました。
“落ち込んだり、疲れたりしたときに戻ってきたくなるような優しい本”に出会えました。
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